1. ブーツ
NYもようやく氷点下は脱しましたが、ついこないだまではふかふかの雪になる日も多かったわけですよ。
空手の稽古帰りかなんかの時の道
そう、また通い始めた空手
あちょー
で、日々道に激しく捲かれまくる塩、どろどろの雪を見て、「どうせ履いてくれないよね」と思いつつもやはり買ってしまったわけですよ、琴ブーツ。
(マンハッタンでは多くの犬がブーツを履くようになった)
今回は風船系ではなく靴下系にしてみた
足首まわりはニット、肉球まわりは樹脂で固めて防水になっている
雪の上に置いてみると
「ふふ〜ん」と余裕のこっちゃん
ガスガスガス!と突然歩き出す
「うおっ、これは行けるか?!」と思ったけど
確かにいつもより元気に雪に突っ込んでいったけど
ほどなくずれて脱げそうになったりして
「ママ、あたしこれ嫌です不快です 知ってますよね?」
ブブブン、と手を振って『断固お断り』の意思表示
チーン。
2. トイレ
Shark Tankという、人々が商品のアイデアをお金持ち起業家たちにプレゼンして投資を募る、昔日本にあったマネーの虎みたいな番組があり、時々観ているのだけど、
こんなふうに熱く商品のプレゼンをして
シャークと呼ばれるやり手起業家・投資家たちに投資を募る
気に入られれば投資額や取り分など条件を伝えられ、プレゼン側が納得できるシャークとdealとなる。けんもほろろに投資を断られる時もあれば、プレゼン側が「そんなに持ってかれる契約なんてイヤですぅ」と断ることもある。ナイスなアイデアだとシャークどうしで激しい取り合いになったりする。
そこで紹介されていたFresh Patchという商品を購入してみた(夫の強い推薦により)。
家の中に置ける芝生状のペット用トイレで、ダンボール箱の中に本当の土が入っていて本当の草が生えている。その箱をそのまま家の中に置けばいいようになっている。
その土には臭いを分解する力があるので家の中は臭わないそうである。
人工芝のものみたいに都度洗う必要もなく、何度か使ったら次のをネットでオーダーし、使用済みは廃棄すればいいのである。
琴はいわゆるおトイレシートは一切使わず、外でしかしてくれない。その上趣味は『水一気飲み』(健康な範囲で)なので、遅い時間やこちらが調子わるい時や散歩から帰ってすぐにがぶ飲みされると、正直困っていた。(困っても行くんだけど)
アニマルコミュニケーションしても
「家の中はおトイレするところじゃないしねー、もうその話はうんざり」
とか
「うん!わかったよ!ママの言いたいことはよくわかった!(わかっただけ)」
などと言われる始末であった。
小さなお庭のようなFresh Patchしてくれればありがたいのだが…
微笑むこっちゃん
あらやだ、履き捨てられたブーツが手前に(汗)
あくびのこっちゃん
「ちょっといつになったらおろすのよ」
と真顔のこっちゃん
ええ、してくれるわけもなく。
しまいには
「おねがい、ここから出してぇ」
と悲痛な叫びをあげ震え出し
終了。
余談であるが、このあと我が家には小さな命が次々誕生しているのを発見。
この芝から生まれ育ったらしいハエくんたちである。
Amazonのレビューでも同様のことがあった旨書かれていた。自然のものだから仕方ないことなのだろう。
何匹かは「これ(紙の端切れ)につかまって。そしたら窓から外に出すから。うちの中より外の方がたぶんゴハンあるから、がんばって」とコミュニケーション(?)して救い出すことができたが、ほとんどは知らぬ間に窓際で力尽きていた。
両方ともいい製品だと思う。使う子は使う、お役立ち製品だと思う。
(実際Fresh Patchは投資されることになっていた)
うちの子が使わなかっただけ。
わかっていたことであります。
わかっていても、希望を抱いてしまうこともあるのです…