The Plazaで従姉とアフタヌーンティーをしました。
場所は一階のThe Palm Court。
コースは4つあって、私はThe Classicのコースで、お茶はThe Plaza Signature BlendのAfternoon Teaにしました。
The Classic
特にスコーンとマカロンとセイボリーのロブスター&キャビアを美味しく感じました。
3プレート完食しましたけど何か?
従姉にごちそうになってしまいました。ありがとう!
食後、地下のフードコート・The Plaza Food Hallをぶらぶらしました。
日本のデパ地下を思い出すぅ!
おなかいっぱいだったのでクールにいられましたが、おなかが空いている時に行ったらデンジャラス!
とうろうろしていたら、とある店先の大きなキャンドルからとてもいい香りがし、思わず吸い寄せられました。
そこは、KRIGLERという香水屋さんでした。
初耳。
日本人の店員さんがいて、怒濤のように説明が始まりちょっとびっくりしていたんですが、その詳しい説明にいつのまにか入り込んでいて。
何しろ100年以上の歴史があるメーカーらしく、顧客にはグレース・ケリーとかオードリー・ヘップバーンとかケネディとかデードリッヒとかなんか歴史上の人がいっぱい。
ブラピとかアンジェリーナジョリーも顧客らしいですが、もはや新人さんに聞こえます(笑) 最近は米倉涼子さんも来たらしいです。
「オードリーヘップバーンはこんな香りを纏っていたのかぁ〜」
「ああ、グレースケリーって感じ」
なんて思いにふけりながら次から次へと香りのお試しをさせてもらいました。
80%以上が天然の材料で、手作りで3年は熟成させる、というお話でした。
そのせいか、トップノートがどれもまったくツンッとしないんです。
だから、どんどん試せるのです。もちろん、コーヒービーンを途中にはさみながら。
そこで、
「とうとう出会った!!!」
と思ったのが、こちら。
Manhattan Rose
No.44
ずっとバラの香りの香水を探していたのだけれど、どうも苦みを感じたり、プラスチック臭に感じてしまったり、酔ってしまったり、ラストがあまりにパウダリー過ぎたり、なんだかしっくりくるのがなかったのです…
でもこちらを試した時「おお〜、キター」って思いました。
(全然エレガントじゃない反応)
全くつんとせず、苦くなく、ほんのり甘みがあって爽やかで優しい香り。
ピュアなローズだけれど、少ーし、向こう側に深みを感じるような。
これをつけていれば夫に優しくできそうです(笑)
あと数日だけ残っている44歳の今に出会ったNo.44というのも縁みたい…
(実際は1944年に製造が始まったかららしい)
お店に長居している間に私と従姉の肌の上で刻々と変化をみせる香り。
同じものをつけてもちがうふうに香る身体とのケミストリー。
店員さんも個々の肌上での香りの変化を見てくれたりも。
ニューヨークという場所柄、いろんな国からのお客さんがいて香りの感じ方や人気の香りにもちがいがあるそうです。同じ人種の従姉と私でも感じ方や香り方がちがいました。おもしろいです。
こちらのブランドはニューヨークとモンテカルロにしかないそうで、ニューヨークでもプラザホテルにしかありません。しかも隅にちょこっとあるお店なのです。
…で、結局お化粧室に行くのを忘れてしまいましたのよ、オホホ
リンカンセンターの噴水の前で
へっぴり腰の琴シルエット