アニマルコミュニケーションのご案内

2010-09-29

Sadao Watanabe's Live

夫に誘われ、渡辺貞男氏のライブに行ってきました♪
Jazz at Lincoln Center (60th St. & Broadway)にて。


セントラルパークとミッドタウンのビルをバックに、と、いかにもニューヨークなシチュエーション。

渡辺氏はもちろん、ドラムもピアノもベースもとってもよかったです♪

毎日ハドソン川とニュージャージー州ののんきな景色を見て過ごしている私にとって、夜遊びな雰囲気は久しぶりでわくわくしましたが、ライブ中からおなかが痛くなってしまい、終了後どこにも寄らず直帰しましたとさ。とほほ。




2010-09-28

風太・琴出勤!

こちらのアパートバスタブはメタル素材でできていて、ペイントしてあります。
それが剥げてきたので塗装してもらうことになりました。

ペイントは匂いがキツいらしいので、身体が小さく鼻のきくわんこたちは夫のオフィスに避難であります!

ペットカートを押して颯爽とオフィスに登場した日系中年男(夫)、ジップを開けてひょこっと顔を出したポメラニアン2匹にオフィスは爆笑の渦だったらしい。
「かわいい!」「おとなしい!」と言ってもらえたけれど…

心配性の気遣いやさんの夫は犬を野放しにできず、かなり隔離状態にしたみたいです。
しまいにゃデスクの上にあげてしまった。


「これがおふぃす…つまんないかも…」アンニュイこっちゃん



「オフィス内探索が足りない!」
「みんなに可愛がられ足りない!」
そんな不満が充満する…



「やることないんだぜ」むすー、なお風



いよいよ盛り下がる2匹




一方、在宅でバスタブ塗装につき合う私。


バスルームからデカいじゃばらが…




行き先は…窓の外



この筒からケミカルな匂いを排出するらしい。下の階の方が窓を開けませんように。


いよいよ塗装が始まる、という時、業者のお兄サンは宇宙服のような完全防護服を着用!
「えっそんなに危険なの?!あたしはそういうの着なくていいの?!いいの?!」と軽く緊張が走りましたが、私の心配はよそに、対して臭くもなく無事作業終了。

上記のじゃばらは、実はすっごく薄くて軽くて、しゃわしゃわ〜とたたまれビニール袋にしまわれてったのでした。




2010-09-24

運転免許筆記試験

NY州で運転免許を取得するには、
<筆記試験→講習受講→実技試験>
という道をたどります。

本日は、アパート前にたむろする白タクを雇って(正しくはリムジン運転手の空き時間バイト)筆記試験を受けに夫とミッドタウンのD.M.V(陸運局)へ出向きました。

アメリカだけあって試験には数カ国後用意されており、日本語でも受験できますが、今回は何となく英語で受けました。たまに日本語が変で逆にわかりにくい、という噂も耳にしたので。一緒に受けた人の中ではポーランド語・スペイン語・韓国語で受けた人々がいました。

今日の今日、免許用の写真を撮るとは思ってなかったもので、髪もハネハネ、手抜きの薄化粧、船便が届いてないため着たきり雀のぼろTシャツで出かけてしまったよ。とほほ。

昨夜は例題問題集一気読み。「二回読めば無問題!」とテキストに書いてあったけれど、小心者の私ハ心配で胃が痛くなったあるよ。

テキストを読んでいると、ある傾向を感じます。

『アルコールと薬物』の項目でやたらと
「コーヒーを飲んでも血中アルコール濃度は下がらない」
「お酒を飲んだあと安全運転するためにコーヒーを飲んでも無駄だ」
といった例題が出てくるのです。
よっぽど「コーヒー飲めばOKだよね!」と思っている人種がいるってこと?
「だ・か・らぁ、コーヒー飲んでもアルコールは消えないんだってぇ!」という叫びが行間から聞こえてくるような気がします(笑)

試験はその場でチェックされ、パスしたので次のブースで手続きし、ラーナーズ・パーミット(Learner's Permit 運転練習許可証)の仮バージョンを渡されました。ラーナーズ・パーミットは2週間後くらいに郵送で届くそう。

夫が私を日本コンビニZaiyaに連れて行きサンドイッチかお弁当を買う、という案も出たけれど、何となく体調が優れないのでバイバイして地下鉄でおうちへ直行〜

半信半疑でホメオパシーの砂糖玉を舐めながら、わんこたちとまったりな午後です。

2010-09-23

ようやく

こちらに来て1ヶ月経ちました。

美味しい外食や、犬とのお散歩など楽しんでいますが、お買い物といえば必要必需品、という感じでそんなに楽しんでいない…年のせい?!(笑)
船便も届いていなく、家の修理が進まず、なんだかインテリアまで気がまわらず。

家の修理がほんとに進まなくて、正直へこむことが数度。

まず8月の終わりにアパートのマネジメントから夫のところへ「新しい住居はどうだーい?問題無いかーい?」というメールが来たので「問題ありありだっ」と返事してもらった。
改善してほしいのは、お風呂の水圧、バスタブの傷、洗濯乾燥機の扉の剥げとフィルターの焦げ。

まず、最初のハンディマン・ガイさんとマルコさん(仮名)が来て、盛大に水漏れしていたお風呂のカランを付け替えてくれたのは前記事の通り。バスタブと乾燥機の件は「ボスに言って」と言うので「言ってあるんだけどな…」と思いつつその日はさよなら。

しばらくほっとかれ、しびれを切らし、夫は修理担当ボスであるピー太郎くん(仮名)とコンタクトを取ってくれた。
「では、このピー太郎、直接確認に参りますっ」って言ったのに、ビーッと鳴ったドアの向こうに立っているのはピー太郎くんではなく、ワシントンくん(仮名)だった。
ワシントンくんはシャワーを見て「このシャワーヘッドは水圧を下げるんだよ」と言い(オリジナルは固定式だったので可動式のものにうちらで付け替えていた)私は「でももう少しなんとかならないか」と言ったら「ボスに言ってみるよ!」と言い帰ろうとするので「ちょ、バスタブと乾燥機の件は?!」と引き止めるとチェキラしてくれた。そして「うーん、乾燥機のフィルターはどのアパートメントでも焦げてるんだよ。バスタブは…ボスに言う」
またボスかよっ そして基本的に焦げる乾燥機って一体…

そしてそのまま音沙汰なく1週間過ぎ。

再びピー太郎くんとコンタクトが取れると彼は大風邪を引いて大不調らしい。
で、もう事が3週に渡っているのでなんだか忘却し始めており「えっと、なんだったけ?」とのたまう。
夫は辛抱強く「これとーあれとーそれがーまだ手つかずだよね?」と教える。
ちなみに3週の間にキッチンのお湯の出が鉛筆の細さほどになるという問題と、窓から雨漏りするという問題の2点が追加された。

そして次に派遣されてきたのはジョニ男くん。ジョニ男は一生懸命洗面所やキッチンの水道管を見てくれた。「管の空気を抜くために水流しっぱなしにしています」と言う。水道代は家賃込みなのでお好きにどうぞ。
そして「ほら、見て。キッチンのお湯の出、よくなったでしょ?!」と言うので見てみると確かにジョーっと出ている。おお、と思ったのも束の間、よくみるとお湯だけでなく水の蛇口も全開している。そりゃキッチンの水は元々普通に出てるんだから両方開ければ出ますがな。この辺で「ジョニ男、大丈夫なのか…」という不安がよぎる。
そしてその不安は的中し、キッチンのお湯はまったく出なくなってしまった。
ジョニ男は焦って「下のボイラーを見てくるっ」と言うので内心「オイっとんずらじゃするんじゃないでしょうね?!」と思って「戻ってくるわね?!」と念を押すと「戻ってくるよ!」と言ってドアを出て行ったが彼は戻ってくることはなかった。

一方、夫によるとボスのピー太郎は風邪が悪化してはやびけしてしまっていたという。
しばらくするとコンシアージュから電話があって「明朝、ガイさんか誰かが行きマース」というので、マァ初日に来たガイさんの方が出来る男と睨み、了承した。
ジョニ男め、逃げたな。

翌朝にこやかにガイさん登場。彼はちょっと日本語を知っていて犬の名前など聞いてきたりして打ち解けてきた。癒し系のフィリピン人だ。

しかしながら、ガイさんも苦戦。数時間にわたりキッチンにかかりきり。途中エディさんも加わりがんばってくれ、ようやく原因を突き止めた。キッチンの蛇口が交換され、めでたくお湯がどばーっと出始めた。

おっと兄さん、まだ帰っちゃいけねぇよ、さあ次、「窓の雨漏りは?」と聞くとガイさんはニヤニヤしながら「窓ちゃんと閉めてなかったんじゃないの?」とのたまう。彼は初日に私がパンを焦がしたことを知っているので私が多少おっちょこちょいだということを見抜いているっぽい。私は証拠写真を見せ、「だったら他のとこから漏れててもおかしくないよねっ?ねっ?」と的確なとどめを指し、なんとか修理の約束にこぎつける。

一方、前出のジョニ男は、キッチンの湯の件で自分では太刀打ちできずとんずらしたことを申し訳なく思っていたのか、きちんとバスタブの剥げと乾燥機の剥げを写真に収め、上司のピー太郎に報告していた。ジョニ男の行動はめでたく功を奏し、ピー太郎の重い腰をようやく上げさせ、バスタブ塗装業者が手配され、乾燥機の交換が申請された。

情けないことに、ガイくんが窓修理に派遣される朝、トイレが詰まる、という問題まで追加され、コーヒー涙味

ガイさん、うちに来るなり「鍵がドアの表に刺しっぱなしだよ?まさか昨日の夜から?」と教えてくれた。ああ、また私がおっちょこちょいだという確信を深めさせてしまった。
「ちがうよっ 鍵は朝の犬の散歩から帰ってからだよっ」とおかあさんに言い訳する子供のように弁明する。
ガイさんは手際よく窓を修理し、快くばっこん持参でトイレも直してくださいました。
トイレ詰まりも私のおっちょこちょい認定に加担か。

また、アパート全体の水道管の掃除もしてくれるよう手配してくれました。

はにかみながらチップを遠慮するガイさんに、眼光鋭く若干脅迫まがいで「今後もよろしくね、意味わかるよねっ( ̄ー+ ̄)」と言わんばかりに無理矢理受け取ってもらいました。

そんなこんなでまだ優雅にソファーだのライトだのまで気がまわらないんです。
夫もピー太郎との交渉がんばってくれていますし、私も夜な夜な涙し、現場でがっかりしたりほっとしたりしながらがんばってます。

ああ、アメリカにいるのね、と実感しながら。

2010-09-21

感動の再会

Hoota & Rosie


週末、シカゴの友達を訪ねました。

前回、1995年にNYに駐在した時の仲間です。前回の記事
犬どうしももちろん、当時のお友達♪

向かって右がロージー、左がうちの風太です。
2匹とも、1995年9月生まれの15歳!!


約11年ぶりの感動の再会です。

足腰が弱くなったロージーは伏せたり寝たりしたままですが、風太風の励まし?で
「立て、立つんだロージー!」みたいに吠えたり、突然駆け寄ったり。
ロージーも一生懸命みんなに近寄ろうとほふく前進したり、立ち上がったりしてくれました。

我々が出発の朝、記念写真をみんなで撮ろうとしたら、ご覧の通りお尻をくっつけての笑顔。
風太は弱っている人に背中を差し出しお尻をくっつけて癒そうとしてくれるのですが、ロージーにも最後の最後にそうしていました。

ロージーもたくさん笑って吠えて食べて、思ったより元気でとてもうれしかった。
介護は大変なようですが、ロージーの笑顔、とびきり可愛かったよ!

15歳になって海を越えてまた逢うことができるなんて。
すごいね、君たち。大感謝です。




パパまたワインがぶ飲みよ


はじめ、私と風太だけでシカゴに行こうと思っていました。
琴はロージーを知らないし、ま、パパとニューヨークでお留守番でいっか、なーんて話をしていたら…

翌日、4カ所におしっこの猛抗議!
「あたちもシカゴに行くの!!!」
ということでした。
それで急遽一家全員でお邪魔することになりました。

11年ぶりにMちゃんと会い、空港ではふたりで涙ぐんでしまい、互いの犬をみてまた泣いて。ずっと何かしら食べながら話しまくりの2日間。シカゴは空港とMちゃんちまわりしか知りません(笑)

人生、犬生、こんな形のプレゼントが待っているものなのですね!ブラボー♪

2010-09-18

お買い物♪

使ってみたかったJohn Masters Organics ジョン・マスターズ・オーガニクスのシャンプー、コンディショナーとヘアオイル。当たり前だけどアメリカなので安い。
自然な香りで癒されます。シャンプーはプリムローズ、コンディショナーはラベンダーとアボガド入り。オイルはホホバとかいろいろ。髪の仕上がりはしなやか〜で、なかなかのお気に入りとなりました。


ホメオパシーのレメディ。日本では最近"効き目なし"なんてコメントが出されたようですけれど、こちらではスーパーのビタミン剤コーナーで簡単に手に入る。マァ、薬と併用してお試ししてみるよ。6ドル代だし。



やっと掛け布団買いました(^^;)アメリカ来てからずっとタオルケットでしたが、さすがに寒くなってきたんで。
ながらく羽毛布団を使っていたけれど“羽毛の採取の仕方”の実際を知ってから、マァ羽毛じゃないものを試してみるものいいかな、と思い、これを期に?なんだかとうもろこしから作ったingeoという繊維を中綿に使用しているというお品物を購入。石油から作るポリエステルに比べると“ナチュラル”らしいがどんなもんでしょ…



掛け布団用のカバー。これはbeech treeという木から作ったモダールという繊維で作っているらしい。とてもしなやかでやわらかで肌触りがいい。さっそく今夜、これらで睡眠予定。



2010-09-16

突然のストーム

今日、Bed Bath&Beyondに行って1時間くらいいろいろ吟味して店を出たら、どんどこ音がしているので「おや?バンド?パレード?」なんて思っていたら、大きな雷の音でした。

だんだんすごいことになってきて、空はビカビカ光り、轟音と豪雨が襲ってきました。

みたことのない雨量で、車道の端っこが洪水状態になり、横断歩道にたどりつけず。

でもきっと留守番している犬たちが怖がっているだろうと思い、雨の中歩きました。
傘をさしていても下半身や後頭部がびっしょりになりました。くつも、ぐちゅぐちゅいって重い。


2匹はとっても怖かったようすです。
急いでお菓子をあげて気分を変えてもらいました。

また、夫の申し出により、外食に連れて行って気分転換をはかりました。
マァ、仕事が忙しい夫も気分転換したかったらしく。
リンカーンセンター近くのイタリアンにちょうどよいテラス席があり、担当のボブ(勝手に命名)も面白い人で、さんざんうちの犬にマティーニをすすめたあと、夫に新しいiPhoneのアプリについて喜々として説明してくれ、最後にレモンチェロのショットをおごってくれました。ボブよ、ナイス。

テレビのニュース番組でもニューヨーク市を襲ったストームについて繰り返し放送しています。

何がラッキーだったって、Bed Bathには掛け布団やアイロン台などをみに行っていたのですが、買わなくて良かった、ってこと。
自分のアゴの高さまであるアイロン台とか(たたんだ状態で)、キングサイズの掛け布団とか買って出たら、泣いてましたよ。

2010-09-12

9.11

真上に出た虹



昨日はSeptember 11thでした。

遺族たちにより、テロ犠牲者の名前を読み上げられ、言葉が贈られるセレモニーがずっとテレビで放送されていました。
そして、テロがあった時刻と、ツインタワーがそれぞれに崩壊した時刻に黙想が行なわれました。

夫はワールドトレードセンターに通っていた時期もあり、犠牲者の中には夫の知り合いがいます。
また、夫の前任者はその日の朝、ワールドトレードセンターにて打ち合わせの予定があり、たまたまミーティングの時間を急に30分遅らせてもらい、その30分の差でテロに遭わずに済んだということです。

まだPTSDに苦しんでいる人も多いらしいですし、アスベストを吸ったことによるぜんそくなどの深刻な問題も続いているようです。


私は1998年に帰国していたので、テロの時は日本で暮らしていました。
夏休みで軽井沢に行く予定だったのですが、軽井沢方面で台風による土砂崩れがあり道がふさがれてしまい、出発できず家で待機していました。
台風のようすが気になってテレビをみていたら、ツインタワーやペンタゴンのテロの映像を目にし衝撃を受けたのでした。結局軽井沢でも夫とずっとニュースを見ていました。
NYにいる友達になかなか電話がつながらず心配しましたが、無事でした。タワー崩壊の時、ミッドタウンまで生暖かい風が吹き込んできたそうです。



アッパーウェストの我が家の近くからみえた、ダウンタウンのツインタワーを表す光です。1本しかみえなかったけど、本当は2本だと思います。
この光をみて思いを馳せることができるよう、ハドソン川の桟橋にはこの光に向かっていくつもの椅子が並べられていました。




一方、初秋の週末、人出も多かったです。
命ある者は、ただ生き続けていくんだなぁ。

生きていると、いろいろあるけれど、生き続けられることは、素晴らしい。
下向いたり、上向いたり、後ろ向いたり、前向いたりしながら、生き続ける。

2010-09-09

マンハッタンぶらぶら

タイムズスクエアの近くにMUJIがあるらしいので、行ってみました。
商品タグは日本のままで、米ドルのシールが上から貼られていました。
日本より少し高いです。

しかしながらお目当てのものがなかったのでお店を出てタイムズスクエア周辺を歩きました。

タイムズスクエアは、もう街中が派手派手。

うちが目立つぞ!目立たねば!みたいに全ての企業がやって積み上げて来た結果、
まるでカラフルなレゴのブロックをひっくり返したような街になってしまった、って感じ。

派手すぎて相殺し合い、かえって何がどこにあるかわからないという…(笑)

頭が痛くなってきたので、そのまま5th Avenueに出てふらりとSt.Thomas教会に入りました。

以前から、疲れるとふと教会に入るのが好きで、5thにある教会は気楽に入れるのでありがたいです。

教会に入ると、外の喧噪が嘘のよう。

キャンドルが灯り、ステンドグラスが輝き、静かでひんやりした空気…

腰掛けてぼーっとしたり、祈ったり、肩もんだりして過ごしているとすっかり頭痛も取れました。


元気を取り戻し、家具のカタログをもらいに3rd AvenueEthan Allenに行きました。

うちには以前の駐在時に購入したEthan Allenの食器棚やテーブルがあります。割と駐在員御用達の家具屋さんで、持っている人が多かったです。もうすぐ船便で里帰りしてきます。待ち遠しいなぁ。

ちなみに前回帰国時にいくつかの家具は割れてました。船の積み降ろし時点で時々あるみたいです。勿論引越し屋さんの手配で修理してもらいました。今回はどうでしょう。

船便が着いていないのでまだレンタル家具で暮らしています。
上記のEthan Allenの家具の他に、ベッドとチェストは日本で使っていたものを送りましたが、ソファとダイニングはこちらで探さなくてはなりません。

アメリカのダイニングがねぇ…テーブルが高くてお料理が顔に近いし(笑)
椅子によっては足が床に着かなくてぶらぶらしてますよ。。。
日本の持ってくればよかったかな、という思いがよぎります。。。

オレの朝













2010-09-08

3連休

Labor Day(レイバーデー 労働者の日)で土・日・月と3連休でした。

カラッとお天気もよく、ニューヨーク観光(笑)に乗り出しました。

まず最近流行らしいハンバーガーショップ、Shake Shack シェイクシャックへ。


やっぱり行列です。
店員さんが「ここからだと7分待ちです。
ハンバーガーを頼んでからまた7分待ちです」と。



アメリカにしちゃ小ぶりで日本人にはもってこい。
またもやオールナチュラルらしい。すごいな〜
お味もしつこくなく美味しかった!また食べたい。




セントラルパーク界隈。
あらゆる馬車のお馬さんが琴ちゃんに♡視線。なぜ?




5番街のTiffany ティファニー。この日はお休みでした。
またウィンドウ・ショッピングに通おうかしら。




5番街のCartier カルティエ。
クリスマスにはカルティエのお店ごとリボンにくるまれるんです。
それがとてもカワイイんです。今もやってるのかな?
ほんとにお店ごとプレゼントされてみたいですねぇ…




Rockefeller Center ロックフェラーセンター。
この写真じゃ何がなんだかわかりませんね。
琴のアングル重視ってことで。なは



この日は夏休み最後の連休であり、また観光地と言うことで人出が多く、冗談抜きで何十人もの人々に話しかけられ、写真やビデオを撮られました…犬たちがっ

カートにちんまり乗っている2匹を見て主にオゥ〜かわいい〜♡」という場合と
「ブフッ(笑)」と噴かれる場合の二通りに別れます。

アメリカ人からイタリア人、フランス人、メキシコ人といろんな人々に話しかけられました。

5番街ぶらぶら以外に家具を見にCrate&Barrelに行き、セントラルパークの中も歩いたので最後は口も聞けないほど(笑)へとへとになりました。
ついつい歩いてしまう街なんですよね。体力つけないとっ

懐かしの場所をうろついて、そしていろんな人に触れ合えて、楽しい週末でした。

2010-09-05

Bar Boulud

夫が以前から目をつけていた、近所のBar Bouludへ夕食に行きました。

Bar Bouludは、NYで有名なフレンチ・レストラン『ダニエル』のオーナーシェフ、Daniel Boulud ダニエル・ブールー氏によるカジュアルなビストロ&ワインバーといった感じのお店。


お店の入り口の上の方のワイン樽のオブジェがお店の看板になっているみたい







わんこ連れなので、テラス席へ。テラス席は予約を取らないらしい。
わんこは敷地内は入れないので、つい立ての向こうにカートに入れて。
琴ちん「そりゃ話がちがうわよぉ。いつもみたくママのおひざがいい〜」
と、しばらくの間ぶーたれるも、ほどなくあきらめる。



蟹のサラダ。美味っ



自家製スモークハム。塩気が強くなくちょうどよくてなかなかGood!



ポークのテリーヌ?メニューにはフランス語で"Toute"って書いてあったけど。
これがアプリコットも入っていて、シナモンの香りみたいのもして美味しい!
ワインがすすむ〜



ワインはブルゴーニュの赤サシャーニュ・モンラッシェにしてみた



貝柱のナッツソースと、下に敷いてあるのはポレンタ
ナッツはちょっと酸化してたかな



フレンチならデザートははずせない。チョコレートケーキだけど、大人の味。
白いクリームはオレンジの香りで、単体だと微妙だが、
チョコレート部分と混ざると絶妙。



"食前酒"は『Aperitif アペリティフ』というのは思い出したんだけど、"食後酒"ってなんていうんだっけ?なんて言いながら「ごはんのあとに飲む甘くないお酒のメニューありますか」なんつって手に入れたカルバドスforだんな。"食後酒"は『Digestif ディジェスティフ』でした。我が家にとっては重要な言葉なので(笑)頭にインプット。




お店は、メトロポリタン・オペラ・ハウスのあるリンカーン・センターのすぐそば。この夜は、野外スクリーンでオペラを上映していて、食事中も車の行き交う音に混じってオペラが聴こえていたのでした。会場に行くとたくさんの人が野外オペラ上映を楽しんでいました。(右奥の青い画面がスクリーン。大きい)
素晴らしい迫力の歌声にみんな聴き入っていて、私もつい吸い込まれました。
風太は、「フフフーン」。いつでも余裕。

ミツワへGO!

NYのスーパーマーケットのいくつかは、ずばり、日本よりきたないです。
というか、日本がとても清潔なんだと思います。

陳列棚とか床とかカートとか…あと照明がちがうのかなぁ。
日本に比べるとどうも…ね。

それは、15年前の駐在から体験済みなので、わかってはいるんだけれども、
すっかり清潔な日本に慣れた私としては、正直、小さなストレスがたまってゆく。
「もしかして私って潔癖性?!」とさえ思ってしまいます。


なので、ここはすっぱりストレス解消に日本のスーパーに行こう!
ニュージャージーのミツワへGO!


何年ぶりよ?ジョーワシ
(ジョージ・ワシントン・ブリッジ)


ミツワは、以前はヤオハンでした。
週末、空手のレッスンが終わった後、みんなでヤオハンに行って軽食喫茶でナポリタンとか食べて、日本の食材を買って、夜にはまた誰かの家で飲み会をやったものです…

フードコートに入ってる店舗は変わっていたけど、あとはあまり変わっていなかったなぁ。
でも以前より中国人や韓国人のお客さんが増えていたように感じました。

フードコートのようす。超満員!恵比寿のラーメン屋さん『山頭火』があって、テイクアウトしてこのコートで食べる。一番人気で、ラーメン2杯に2,30分くらい夫に並んで買ってもらう。スープは美味しかったけど、麺が日本のお店と違うように感じた。十分美味しかった。他にトンカツやさんや定食屋さんのブースもある。


そしてやっぱり、お店が清潔でした。なんのストレスもないよ。
食パンが売り切れてしまったのが残念だったけど(食パンも日本のタイプが美味しい)
やっぱり日本のものは気が利いている。

だんなはキンカンクールなんて買ってました。
私はサイコロキャラメルを買いました。

あースッキリした(笑)



2010-09-03

Whole Foods Market

うちから歩いて15分〜20分くらいのところにWhole Foods Marketという、ナチュラル&オーガニックなスーパーがあります。


コロンバス・サークルに2004年にできたTime Warner Centerの地下にあります。
写真はエスカレーター乗り場。ここから降りていきます。休日も平日もたくさんの人。


日本でオーガニックや自然食品を扱うショップというと、小さいところが多いですが、
こ、ここは、大きすぎる!

オーガニックと銘打ったものが、がーっと、どわーっと、ずぁーと並んでいます。
圧倒されちゃいます。
そんでウキウキ気分でじっくり見ていたら、あっという間に時間がたってしまう。

野菜やフルーツ、パン、お惣菜、あらゆる食品から化粧品、サプリメントなど。。。
お肉もNaturally Grownのものが多いみたいです。

これは昨日のお買い物。風太の誕生日用ハンバーグ(もちろん人間も)もオーガニックのお肉で。臭みが全然ありませんでした。パンも卵もオーガニック。
Weleda商品もあり、常備しているセージの香りのデオドラントも日本にはない大きなサイズで、3倍の量でお値段据え置きくらいです。
(日本で販売されているもの:商品名『サルビア・デオ』30ml入り1,000円
 米国で販売されているもの:商品名『Sage Deodorant』100ml入り$11.98→約1,010円)

あれもこれもと買い過ぎては持てなくなりそうだったので、ぐっと抑え気味に吟味(笑)。


源氏寿司というところのものらしいですが、これも化学調味料とか保存料無添加。
日本で無添加のお寿司はなかなか見つからないので、とてもうれしい。
サーモンとアボガドとクリームチーズが入っていてけっこう気に入ってます。
実はNYに来てから2回目の購入。
トレイは紙素材でできていて、環境にも配慮されているらしいです。

まだ店内を全て見きれてないです。
私にとって、しばらくは楽しいオーガニック・アトラクション的位置づけでしょう。

2010-09-02

風太15歳誕生日

今日は、風太くん15歳のお誕生日!おめでとう!そして、ありがとう!


リクエスト通り、玉ねぎなしハンバーグを作りましたよ


わんわんわんわん、張り切って吠えてるところ
「はやくぅっ!食べたーい!」



ごっきげんです♪


真剣な顔で切り分けられるのを待つ


風太は1995年生まれ。前回の駐在中に、ロングアイランドのペットショップから迎えました。新婚の我が家にやってきた、宝犬。

1998年、私たちの帰国と共に、日本へ行きました。
そして約11年ほど東京に住み、彼はその間本当にいろいろがんばって、
今回、晴れてNYに戻って来たのです。

とても感慨深いです。。。


NYは再び猛暑に見舞われていますので、なかなか長時間連れて歩くことができず、

日中はおうちでまったり


夕方、車のinspectionを終えて帰宅途中の夫から電話がかかってきて、急遽以前住んでいたUpper East Sideへ軽くドライブしに行くことになりました。わーい


蒸し暑い中、風太は張り切って歩いていました。とてもうれしそうでした。

以前住んでいたアパートの入り口をのぞいている風太


しみじみ にこにこ

涼しくなったらまたゆっくり来ましょうね。


何年も前のある日、明日地球が終わるとしたら何をしたいか?とぼんやり考えました。

すると、「風太とマンハッタンを歩きたい」という思いがごく自然に沸き上がり、
「え、私ったらそんなことが願いなんだ?!」と我ながらすごくびっくりしました。

…でも、確かにそうでした。


それから何年も、その密かな思いを胸の中に抱いていました。

それが叶ったのです。

とてもうれしいです。
いっしょにUpper Eastを歩いていて、胸がいっぱいになりました。

たくさん、マンハッタンを歩きたいです。

これからも、よろしくね、風太。


2010-09-01

犬の海外渡航その4

『犬の海外渡航その3』のつづきです。これで最後です。


デルタ航空の職員たちは平謝りしていました。


ずっと付き添っていた女性職員Aさんは「この件は必ず上に伝えますっ」と3回くらい言っていました。


なんでもいいから乗せてくれいっ


そんな心境でございます。


ボーディング担当女性職員も付き添いAさんも機内までいっしょに入ってきました。
フライトアテンダントの人と、もうなんかぞろぞろですよ…


そして、「3席ご自由にお使いください」と言われました。
要は犬は窓際席下しか置けないので縦ふたつの席になるけれど、人は横並びにも座れるように席を確保した、ということです。


「でも犬のうち1匹だけ後ろの座席下に置いておくなんてできないよ。この際夫婦並ぶことは重要ではないのだ…」
なんて思って座席下を見ると、確かに通路側席は機械が占めていて犬バッグは入らない。


ん?でも、窓際席下はかなり広いぞ。


これってもしかして2匹押し込めちゃうんじゃない?!




ぎゅう、ぎゅう…





入りましたよ



入りましたってば



「2匹入れば、それで結構です」
だって。

ということは、
この一連のすったもんだは無意味だった
ということぉ?!



“高さ26cm横幅28cmのソフトキャリーはぴっちり2個並んで入る”というのがまぎれもない事実です。


結局、夫婦ふたり並んで座り、私の前の座席下に犬2匹が収まってめでたしめでたし
これが今回の犬の渡航ドキュメントです。

このあと、犬たちは静かに過ごしてくれ、アテンダントにもほめられ、無事NY入りできたのでした〜

今回、デルタ航空の対応には参りましたが、終わりよければすべてよし。
マァ、犬の機内持ち込みできる数少ない航空会社ですし、夫も米国内出張で使うでしょうからね、もう2度と乗らない、なんて言いません。これからも宜しくお願いします…


(尚、今後も必ずこうしてデルタ航空のビジネスクラスに機内持ち込みできるとは限りませんのであしからず…というか旅行会社の人は「もう次回からはこのサイズのバッグで国際線のビジネスクラスは受け入れてくれないかも知れませんね」と言われています)





おまけ:バッグのネットに鼻を押し付けブタっ鼻になってる琴ちゃん6歳の夏


注意:渡航条件・手続き・条例等は変更の可能性があり、また個々のケースによって相違がある可能性があります。当ブログ上の情報はあくまでも一例として提供させていただいています。必ず各自でお調べになりご判断ください。当方で責任は一切取れませんのでご了承ください

犬の海外渡航その3

『犬の海外渡航その2』のつづきです。


さて、渡航当日、弟夫婦に送ってもらって成田空港に行き、動物検疫所で手続きを済ませ、デルタ航空のチェックインカウンターに行きますと、デルタ航空の職員の女性Aさんが私たちの名前のプラカードを持って立っていました。すったもんだの後ですので、当日混乱が起きないように手配されたようです。


その女性職員Aさんに丁寧にチェックインカウンターに案内されました。私がAさんと犬の話など雑談をしていると、夫が少しチェックインカウンター内の人ともめていました。
聞くと、チェックインカウンターの人が「 座席AとBを確保していますが、これではご夫婦離れた座席です。座席CとDなら並んで座れ、その座席の前の座席下には犬が入りますのでそちらに変更します」とのことでした。(この場合のA、B、C、Dはブログ記事上の表記であり、実際の座席番号とは異なります)


実は前記事の旅行会社から「通路側の座席下には機械があって犬のバッグが入らないらしいんです。窓際の座席下には入るので、ご夫婦が離れた座席になってしまいます」と言われていました。
なので「そう旅行会社から聞いているんですけど…。本当に並んで窓側と通路側の席に座って犬も入るんですか?」と聞くと「大丈夫です!今朝上司が実際に機内に入ってメジャーで測ってきました」と言われ、「それなら…」と安心し変更を受け入れました。


粋な計らい?に喜び安心し、その後は買い物したりマッサージチェアでマッサージしたり、両親や弟夫婦と食事をして別れを惜しんだりしていました。


さて、いよいよボーディング。
再びデルタ航空の女性職員Aさんに付き添われ、ボーディング担当者にチケットを渡すとなにやら再びもめもめしている様子が聞こえてくる…
ボーディング担当者どうしが「席変わったんじゃない?」とかなんとか、話し合っている…


そして、男性職員からこのチケットの座席の前の座席下には犬が入りません」と言われました。


ぐ、ぐ、ぐ、


もーっ 堪忍袋の緒が切れたぁああっっ


夫も私も
「もういい加減にしてくださいっ!デルタのチェックインカウンターの人がさっき変更を申し出て、そうなったんですよっ」
とぶち切れました。


まだつづきますよ…




注意:渡航条件・手続き・条例等は変更の可能性があり、また個々のケースによって相違がある可能性があります。当ブログ上の情報はあくまでも一例として提供させていただいています。必ず各自でお調べになりご判断ください。当方で責任は一切取れませんのでご了承ください

犬の海外渡航その2

前回の記事『犬の海外渡航その1』のつづきです。つづきというより、デルタ航空すったもんだ編、なんですけど。

今回、夏休み期間ということもあり、夫に早めに座席予約をお願いしました。
夫はデルタ航空に直接犬の機内持ち込みについて問い合わせ、持ち込み可能であることを確認し、会社が使っている旅行会社に座席予約を頼んだりしてくれました。

まず旅行会社から
「人が座る席の下は奥行き50cm・横幅42.5cm・高さ45cmですので、この大きさより小さいソフトケンネル(柔らかいケージ)をご用意くださいませ」
との連絡をもらいました。
我が家が既に用意したSHERPA BAG (Medium Size)は奥行き45cm・横幅28cm・高さ26cmでしたので、「フフ、余裕ね」と文字通り余裕こいてました。
犬の体重と、バッグを含んだ重さも伝えました。

これでばっちり、と思って安心していたのですが、渡米数日前に、先に渡米していた夫に「なんか気になるから犬の件をデルタ航空に直接コンファームしてくれる?」と言われ、引越し準備のさなか、デルタ航空に電話しました。

席は取れているようでしたし、犬の機内持ち込みも認可されているようでしたが、突然「お客様のデータに記載されているバッグのサイズ…これでは機内に持ち込めません。高さ8インチ以下のバッグでないとだめです」と言われました。

寝耳に水!だったので、電話口の人としばらく押し問答しました。
私「旅行会社がデルタ航空に確認を取り、デルタ航空に言われたサイズ以下のバッグを用意し、それを申請し、それが認可されて航空チケット(eチケット)が発券されてるんじゃないんですか?今更困ります」
デ「さぁ、でも今、上司にも聞いてきましたがやはり8インチ以下でないとお受けできません」
私「旅行会社とのやり取りの記録は残ってないのですか?」
などと言うと、あげくの果てには
デ「データは残ってません!旅行会社が勝手にこのサイズで機械から予約したんじゃないですか。機械で予約できますから。旅行会社に聞いてください」
と逆切れされる始末。
とても冷たい口調で悲しくなりましたよ…(申請したバッグのサイズのデータをデルタ側は持っているのに…それだってデータじゃん…)

埒があかないので、旅行会社に問い合わせると、旅行会社はデルタ側と最初から電話でやり取りしており、それまでに3回も「このお客様のこの犬のバッグでこの便の搭乗、すべてOKですね?」と確認を取りOKをもらっていたということでした。つい先週も確認取ったばかりだと。旅行会社の人も怒っていました。

それで、旅行会社とデルタ航空と直接連絡を取ってもらうことにしました。旅行会社の人も苦戦していたようでなかなか返事の電話がかかってきません。もう渡航まで数日だし、高さ8インチ…すなわち23cmのバッグなんてなかなか売ってないし、そんなバッグにうちの子たち入れたくないし、旅行会社の人と連絡が取れた時は「もう私は絶対にこのバッグで行くからっ」としか言えませんでした。
エコノミークラスはもう少し座席下の高さがあるようなので、エコノミーに変えてもいいと思ったのですが、既に満席のようでした。

出発前日にやっと"なんだかOK"出ましたが、なぜいいと言ったのがだめで、だめと言ったのがまたOKになったのかよくわからない…。「ほぼ確実に乗れます」というよくわからない言葉を旅行会社の人からもらったものの、当日まで不安を拭うことはできませんでした。

ちなみにデルタ側は非を認め「当日の自宅から空港までのリムジン手配」「ゴールドメダリオンステータスへのアップグレード」を申し出てきました。
当日は弟夫婦が送ってくれることになっていたのでリムジンはお断りし、ゴールドだけ受け入れました。

つづく


注意:渡航条件・手続き・条例等は変更の可能性があり、また個々のケースによって相違がある可能性があります。当ブログ上の情報はあくまでも一例として提供させていただいています。必ず各自でお調べになりご判断ください。当方で責任は一切取れませんのでご了承ください

犬の海外渡航その1

今日は日本からアメリカに犬を連れて行く話です。


我が家には小型犬(ポメラニアン)がいます。14歳と6歳です。
飛行機の機内に持ち込んで渡米するケースです。
(2010年現在の我が家のケースですので、変更点やそれぞれワンちゃんによって違うこともあるか思いますのでご了承ください)


1.ニューヨーク直行便で機内に2匹持ち込める飛行機を探し、早めに予約する。
航空会社、航空路、機材、搭乗クラスによって条件が違うのでよく調べることが大切です。
2010年現在、NY直行便で機内に犬持ち込みOKはデルタ航空のみでした。
(JAL・ANAは機内持ち込み不可、UAは直行便なし、アメリカンはNY便は持ち込み不可、コンチネンタルは機材により不可でした)
デルタのビジネスエリート(ビジネスクラス)は2匹まで持ち込み可なので、さっさと予約しないといけません。また、ホームページに書いてあっても、実際に航空会社に電話して本当に持ち込み可か、バッグの大きさの条件など聞いた方かよいです。デルタ航空の場合はバッグのサイズまではホームページに記載されていなかったので、電話で聞きました。


2.犬に狂犬病ワクチン・混合ワクチンを接種、マイクロチップを挿入する。
うちは8月に渡米予定でしたので、4月に狂犬病ワクチンとマイクロチップ(AVID)、5月に8種混合ワクチンを打ちました。(3ヶ月前までには準備を終えた方がいいかと思いそうしました)
2年以内に日本に帰国する予定がある場合は狂犬病ワクチンは渡米前に2度接種し抗体検査を受けなければなりません。我が家は2年以内に帰国する予定がないので1回だけ打ちました。またUSDAのサイト内を調べたところNY州は実は老犬に対しては狂犬病ワクチン接種を強制していない一文がありましたが、日米の検疫官の知識もまちまちかと思い、もめるといやなので打ちました。
混合ワクチンには犬レプトスピラ(カニコーラ)が入っている必要があります。
マイクロチップは本来日本に帰国した際に検疫を通すために必要で、日本出国に際し義務化されているようです。
マイクロチップの針はぶっといです。14歳の子はへっちゃらでしたが、6歳の子はヒーヒー言ってました。14歳の子には結構長い間かさぶたが残っていました。


3.成田空港の動物検疫所に電話をして渡航当日の予約を取り、渡米1週間前までに『犬の輸出検査申請書』・ワクチン接種証明書・マイクロチップ挿入証明書をFAXする。
成田空港の動物検疫所(ターミナル別なので搭乗便によって場所が違う)に事前に電話をしておくと安心です。親切に教えてくださいます。渡航日時を伝え、当日何時くらいに検疫所に行けばいいか相談し予約します。(私はすっかり忘れていてぎりぎり1週間前に思い出しました)
動物検疫所のホームページから正式名『狂犬病予防法及び家畜伝染病予防法に基づく犬の輸出検査申請書』というものをダウンロードして犬毎に記入し、成田検疫所にFAXします。マイクロチップの番号や種類、ワクチンの名前や会社名、搭乗機の便名なども必要です。ワクチン関連でわかりにくいところは獣医さんに聞くといいでしょう。
申請書に加え、獣医さんでもらう狂犬病と混合ワクチン接種証明書とマイクロチップ挿入証明書をFAXするように成田検疫所から電話がかかってきました。(これは検疫側がスムースに手続きを進めるためらしい)
マイクロチップ挿入証明書というものを動物病院から受け取っておらず、チップを入れた時に獣医師からもらったAIPO(動物ID普及推進会議)の申込書に動物病院側の記入・捺印した欄があったので、その申込書と、マイクロチップのバーコードシールの2種類でOKか検疫所の方に電話で聞き、OKをいただきました。


4.渡航当日、成田空港の動物検疫所に行き健康チェックを受け、『犬の輸出検疫証明書』を発行してもらう。
動物検疫所の輸出検査受付時間内(8:30〜17:00)でしたら当日検疫所で健康チェックを受ければ大丈夫です。もし時間外でしたら事前にかかりつけ獣医師による健康診断書が必要です。うちは時間内だったので、現場のチェックだけでOKでした。
簡単な身体検査のあと、すぐ英語の検疫証明書を発行されます。検疫証明書はORIGINAL(本紙)とCOPY(写し)が渡されます。ORIGINALを米国の検疫で提出するよう言われます。
また帰国の際の、犬の日本への輸入における注意事項も教えてくださいます…があまり頭に入りませんでした(笑)。でも説明されたプリントをいただきました。


5.飛行機に乗る。
午後のフライトだったので、朝ごはんにドライフードを食べさせ、水を普通に飲ませました。でもお昼くらいからは水は少なめにしました。空港の外に出て時々トイレをさせました。夏の暑い時なので喉が渇き過ぎないか心配でした。
搭乗1時間前からは完全に閉めたバッグに入りっぱなしです。バッグはアメリカのSHERPA BAGのMサイズでした。ソフトキャリーです。
機内では基本的に食事や水を与えません。ただ6歳の方は1度だけ、機内でもらうミネラルウォーターのボトルキャップ1杯分だけの水をあげました。あげすぎるとごくごく飲んでしまいそうなので1杯だけなめるように。
14歳の子はずっと爆睡、6歳の子は時々ハァハァ言って緊張していたり、眠ったり、の繰り返し。トイレは一切しませんでした。鳴きも暴れもせず大人しく耐えてくれました。


6.JFK到着、入国審査の後、犬の検疫担当官のところへ行く。
アメリカの検疫官は犬を見るなり「OH!Dog!!!」と奇声?をあげ「わかっている人に聞いた方がいいから待ってて」と言って隣の検疫官のところへ行ってしまいした。「(君はわからんのかね)」と内心つっこみましたが、ほどなく戻って来た検疫官は『犬の輸出検疫証明書』をフフン、と鼻歌まじりにチェックして「OK!!!」と陽気に証明書を戻してくれました。「(は?オリジナルは提出するんじゃないの?)」とまたまた内心思いましたが、ま、いっか、と受け流してそのまま通過しました。祝。


7.DOG RELEASEの場所へ連れて行っておトイレさせる。
デルタ航空の方に『DOG RELEASE』の場所があるのでそこでトイレさせるといい、と教えてもらったので、そこを目指しました。空港の建物を出てしばらく歩くとドッグランのように仕切られた場所があり、そこでおトイレをさせました。北米大陸第一歩はおトイレだったわんこたち。




尚、デルタ航空とはすったもんだがありましたので、それは次の記事『犬の海外渡航その2』に載せます。




注意:渡航条件・手続き・条例等は変更の可能性があり、また個々のケースによって相違がある可能性があります。当ブログ上の情報はあくまでも一例として提供させていただいています。必ず各自でお調べになりご判断ください。当方で責任は一切取れませんのでご了承ください